チェンマイの町でよく目につくのは、玄関先に置かれた「オーン」と呼ばれる水甕です。

 これは、ランナー王朝時代からの伝統で、旅人がいつでも喉を潤すことができるようにとの心配りが慣習化し、現代に受け継がれているもの。ホスピタリティの象徴でもあるオーンは、現在でも玄関に置かれ、花を浮かべた姿で旅人を歓迎してくれます。

 猫が優雅に水を飲む姿を見ると、気持ちが安らかになっていきます。

※チェンマイへの行き方
 日本からの直行便はなく、1回の乗り継ぎが必要です。バンコク経由が一般的で、東京羽田からは8時間55分。バンコクの2つの空港から1日約50便が出ています(所要時間は約1時間20分)。

 そのほか、台北(台湾)、香港、上海(中国)、ハノイ(ベトナム)などでの乗り継ぎができます。東京羽田からの最短時間は香港経由で、行きが8時間45分、帰りが8時間30分です。

 チェンマイの気温は、一年を通じて高めです。雨季、乾季、暑季の3つのシーズンに分けられます。だいたい雨季が6月〜10月、乾季が11月〜3月。暑季が4月〜5月です。乾季はほとんど雨が降らず、朝晩は過ごしやすい気温まで下がるのでお薦めの季節です。