19世紀の「Irish Question」の一つ「土地問題」そのものに、抑圧され土地に縛りつけられても働かざるを得なかった農民ジョセフは、こうして、「Irish Immigrant」となり米国へと向かった。

 そして『遥かなる大地へ』は「西部開拓」の物語となる。

2人はボストンに着いた

しかしシャノンがなけなしの財産を奪われ

2人は協力して「土地がもらえる」オクラホマへ行く資金を稼ごうと身を粉にして働いた

賭けボクシングで無敵ぶりを発揮するジョセフの「貯金」は順調だったが

試合に負けると結局、無一文で放り出されてしまう

シャノンが重傷を負った

ジョセフはアイルランドで農民の暴動に遭いボストンへと来ていた両親のもとにシャノンを送り届去っていく

8か月後 ジョセフは鉄道工事をしながら生活していた

しかし幌馬車隊を目にすると オクラホマを目指す気持ちが再燃

早い者勝ちで「土地がもらえる」「Land Run(Land Rush)」に参加するため準備を進めるジョセフは、両親とオクラホマにやって来たシャノンの姿を目にする・・・