アマゾン、法人向け電子メールサービスを提供へ

米アマゾン・ドットコムのロゴ。ニューヨークの記者会見場にて(2011年9月28日撮影、資料写真)。(c)AFP/Emmanuel Dunand〔AFPBB News

 米アマゾンは今年(2018年)1月、米ワシントン州シアトルにある本社ビルの1階で、レジ精算不要のコンビニエンスストア「Amazon Go」を一般公開したが、報道によると、同社は、これと同様の店舗を新たに2店オープンする計画を立てている。

シカゴとサンフランシスコで新店舗

 米シアトルタイムズによると、その設置都市は、イリノイ州シカゴとカリフォルニア州サンフランシスコ。

 アマゾンのウェブサイトに、Amazon Goの店舗マネジャーを募集する求人広告が掲載されていた。これについて、シアトルタイムズがアマゾンに尋ねたところ、両都市でAmazon Goをオープンする計画があることを広報担当者が認めたという。ただし、その時期は明かさなかったとシアトルタイムズは伝えている。

 アマゾンが、Amazon Goを発表したのは、2016年の12月。それから1年強、同社は従業員限定で店舗の試験営業を行っていたが、今年1月、これを正式オープンし、一般の人も利用できるようにした。

数百基のカメラとセンサーで客の動きを把握

 前述したとおり、Amazon Goはレジ精算不要のコンビニエンスストアだ。そのため店にはレジがない。代わってあるのは、駅の改札口のようなチェックイン/チェックアウトレーンだ(米ニューヨーク・タイムズの記事)。

 顧客はスマートフォンに入れた専用アプリでQRコードを表示し、チェックインレーンにかざして入店。店内では買いたいものを棚から取るだけと簡単だ。商品は、そのまま自分のかばんに入れてもかまわない。こうした顧客の動作は、アマゾンのシステムが認識している。