見舞いで病院訪れた男性、MRIの磁力に引き寄せられ死亡 インド

病院に設置された磁気共鳴画像装置(MRI)。フランス西部サンテルブランにて(資料写真)。(c)AFP PHOTO / FRANK PERRY〔AFPBB News

 新しく始まった専門医制度の1次募集結果が公開された。

 専門研修を行う若手医師の応募は大都市部の大学病院へ集中し、内科や外科の研修への応募は減少するという結果となった。

 この結果については制度開始前から危惧されていた通りであり、すでに様々な考察が出ている*1*2

専門医を取る必要はあるのか?

  本稿で述べたいのは、そもそも本当に専門医を取る必要があるのか、についてだ。かく言う私は専門医を取得するつもりはない。

 そう考えたのは、社会と医療とのつながりや、高齢社会における医療のあり方について早いうちに経験することが、高齢化が進む世界で医師として生きるうえで重要だと思ったからだ。

 それには、高齢化が進み、さらに震災からの復興によって状況が変化する相馬市は最適だ*3*4

 これから医師としてのキャリアを積む医学生、初期研修医にはぜひ、自分が医師として何を重要と考えるか、を考えてほしい。そして、制度・資格に関係なく、そのために何が必要かを考えて最初の一歩を踏み出せばいい。