松平定信(まつだいら・さだのぶ):1758〜1829年。江戸時代の大名で、徳川吉宗の孫にあたる。白河藩主の養子となり、家督を継いで藩の財政を立て直し、老中となってからは、寛政の改革を行うなど、幕政を担った。

――今ではあまり考えられませんが、江戸時代は戸籍を外された人が多かったんですね。

残り3905文字