このグループは、ファイル共有や映画コンテンツなどのダウンロード行為を阻止しようとする企業、団体に攻撃を仕かける「報復作戦(オペレーション・ペイバック 」という活動の一環として組織された。
グループは8日にマスターカードにサイバー攻撃を仕かけたことをツイッターで明らかにしたという。
なお、アサンジ容疑者の弁護士は攻撃は同容疑者の指示によるものではないとコメントしている。ウィキリークスの広報担当者もグループとは無関係としている。
協力サイト、3日間で4倍に増加
ミラーサイトが続々と出現〔AFPBB News〕
ウィキリークスが米政府の外交公電を公開したのは11月28日。それ以来同団体が利用するサービスが相次ぎ閉鎖されている。
12月2日にはドメイン管理サービスの米エブリDNSドットネット(EveryDNS.net)がサービスを停止し「wikileaks.org」が使えなくなった。ウィキリークスは現在スイスのドメイン「wikileaks.ch」を主要サイトにして運用している。
ウィキリークスはこうしたサービス強制停止の対策として同一内容のサイト(ミラーサイト)を設置するよう協力者に呼びかけているが、その数は増え続けている。6日時点では355だったが、9日にはそのほぼ4倍の1334になっている。

