スマホ泥棒、自撮りであっさり逮捕 フランス

フランス・パリで「自分撮り(セルフィー)」をするカップル〔AFPBB News

 ドイツの市場調査会社GfKがこのほどまとめたスマートフォンの販売統計によると、今年4~6月期における世界市場全体の販売台数は3億210万台となり、1年前から5%増加した。

販売金額、7%増の924億ドル

 一方でその販売金額は924億ドルとなり、1年前から7%増加している。中国と北米市場で高価格帯の端末が売れたことなどが要因となり、世界市場全体の販売金額が伸びたという。

 同四半期の地域別販売台数は、中国が8870万台で最も多かった。

 これに北米市場が4440万台で次いでおり、このあと、アジア太平洋地域の新興国(4420万台)、中東・アフリカ(3940万台)、西欧(3030万台)、中南米(2520万台)、中・東欧(1520万台)、アジア太平洋地域の先進国(1470万台)と続いた。

中国は10%減も販売金額では17%増

 これらの数字を見ると、中国の販売台数は北米のほぼ2倍となっており、依然として同国が世界最大のスマートフォン市場であることが分かる。だが、その販売台数は1年前から10%減少。同四半期に販売台数がマイナス成長となったのは中国だけだった。

 ただ、中国の販売金額は同17%増加した。GfKによると、中国では価格が500ドルを上回る高価格端末への需要が旺盛で、同四半期における高価格端末の販売台数比率は1年前の10%から17%に上昇したという。