8月も後半に入り、中国の新学期は9月ですから、夏休みシーズンもいよいよ終わりに近づいています。

 株価暴落、景気減速とよくないニュースが飛び込んでくる中国経済ですが、新宿や秋葉原、銀座、大阪の心斎橋、京都などは相変わらず訪日中国人でごった返しています。

 前回の「中国人にまだまだ爆買いしてもらう方法」では、日本旅行を予定している中国の人たちの情報源について紹介しました。もう一度整理してみると、ポイントは下の5つになります。

 1.SNS上の日本での購入体験に関する書き込み

 2.ソーシャルバイヤーの宣伝書き込み

 3.香港、台湾からの情報

 4.ECサイト上の評判書き込み

 5.メディアの日本に関する情報発信

 日本で爆書いする中国人は以上のようなチャネルを通じて日本製品の情報を収集し、大量購入する化粧品や医薬品を決めています。このチャネルにいかに自社や自社製品に関する情報をのせるかが非常に重要であることを前回説明しましたが、今回は、実際に自社や自社商品の情報を訪日中国人の情報収集チャネルにのせるために大切な第一歩「商品名の認知」についてご説明します。