地域の声が行政に届きにくくなっている
今回の『中山泰秀のやすトラダムス』(4月26日放送/Kiss FM KOBEで毎週日曜24:00-25:00放送)は、公務で海外出張中の中山氏に代わり、元産経新聞記者の今西かずき氏(4月30日より大阪府議会議員)がナビゲーターを務めた。ゲストは大阪市議会議員の前田和彦氏。5月17日に住民投票が迫る大阪都構想などについて語った。
今西 今回は中山さんが米国に公務出張中のため、私が代役を務めます。ゲストには、昨日行われた統一地方選挙の後半戦で当選を果たした自民党市議会議員の前田和彦さんをお招きしています。
前田さんは元財務省事務官としての肩書きをお持ちのほか、行政書士や不動産鑑定士の資格も取得されていますが、政治の道に入ったきっかけは何ですか。
前田 私は神戸大学を卒業後、2001(平成13)年4月に財務省近畿財務局に入省し、神戸や京都で勤務したほか、2004(平成16)年から霞ヶ関の金融庁で出向勤務を経験しました。金融庁では金融証券検査官として任務に当たりましたが、昨年11月に統一地方選への出馬を決意し、その準備のため年末に財務省を退職しました。
私が政治家を目指したきっかけは、東日本大震災翌年の3月11日、仲間と一緒に「神戸から東北へ、みんなで笑顔を届けよう」というチャリティーフェスティバルを立ち上げたことです。