海外メディアの報道によると、米アップルは拡張現実(AR:augmented reality)と呼ばれる技術を使った製品を研究開発しているという。

アップル、拡張現実の商品化を研究中

アップルの故ジョブズ氏の銅像、ハンガリーに完成

ハンガリーのブタペストに建てられたアップルの共同創業者、スティーブ・ジョブズ氏の銅像〔AFPBB News

 この拡張現実とは、現実の風景などにデジタル情報を重ね合わせて表示する技術。米グーグルのめがね型ウエアラブル端末「Google Glass」がその例として知られる。

 最近はソニーが「SmartEyeglass(スマートアイグラス)」というめがね型端末をアプリ開発者に向けに発売したり、米マイクロソフトが次期Windows「Windows 10」のリリースと同時期に発売する予定のヘッドセット「HoloLens(ホロレンズ)」を披露したりしている。

 これと似た技術に仮想現実(VR:virtual reality)があるが、こちらは実際に目の前にある場面から離れ、完全にデジタル世界の中に身を置くというもの。

 米フェイスブック傘下のオキュラスVR(Oculus VR)が手がける没入型ヘッドマウントディスプレイ「Oculus Rift」がその一例だ。