スマートフォン活用術、今回は海外旅行先でインターネットに繋いでいつもと同じようにネットを活用する方法をご紹介します。

スマホは海外旅行の強い味方

 旅行先でも、日本にいる時と同じようにスマホが使えたとしたら、とても便利だと思いませんか。例えば次のような使い方があります。

●GPS地図機能を使用して、今自分がどこにいるのかひと目で分かる

●現地でのイベント情報、観光情報などを調べて、ガイドブックの代わりにできる

●写真をSNSにアップして、知人・友人と共有したり、コメントをやり取りできる

●行ってよかった観光スポットや、おすすめのお店を教えてもらえる

 もちろん、旅行に出る前に調べたり、準備しておくと思いますが、現地に行かないと分からないことも多いですし、いざ海外に出てからもネットにつながっているととても便利です。

海外に出たら「機内モード」が基本

「設定」から「機内モード」をオンにする

 ところが、実際にこれをやろうとすると、いろいろ落とし穴があります。

 スマホは世界の携帯電話の電波に対応していますし、電源を立ち上げているだけで勝手に通信するので、海外旅行先でうっかり電源を立ち上げてそのままにしていると、多額のパケット通信料を請求されることもありえます。

 実際に何十万、何百万円というパケット通信料を請求されたという人がいるようです。

 そういうことにならないためには、飛行機を降りてからも「機内モード」にしておくのが正解です。

 この状態であれば、スマホが勝手に現地の携帯電話の電波に接続してしまうということはなくなります。また、こうすることでバッテリーの持ちも良くなりますので、長時間スマホを活用できます。

「海外パケット定額」サービスの注意点

 昨年から、日本の携帯電話各社が「海外パケット定額」のサービスを開始しています。このサービスを使用すると、ほぼ日本にいる時と同じようにスマホを現地で活用できます。ただし、このサービスにはいろいろと条件がありますので、使用にあたっては注意が必要です。