今週は「幸せな結婚」を長持ちさせる方法の2つ目です。答えは、限界効用が逓減しないもの、つまり、お互いが飽きがこないものをどれだけ創出できるかで、結婚生活の充実度が決定されるということです。

「見かけ」だけでは飽きてしまう

 第1部の恋愛編で、「男の年収と女のみかけは均衡する」、また「結婚とは男の将来性を買い、女の最高を買う」のが基本であると述べました。

 しかし、このような考え方では、長期的には、男女が釣り合わなくなってしまうことは必定です。

 何しろ、女の見かけは日に日に衰えていくのに比べて、男の年収の方は、50歳前後まで徐々に上昇していくことになるので、人生のいつかの時点では資産価値の逆転が生じるとも述べました。

 ただし都市伝説の「美人は3日で飽きる、ブサイクは3日で慣れる」が暗示するような、見かけ的に美人とブサイクが逆転するようなことは決してありませんが、どのような見かけであれ、いずれは飽きてしまうということは不可避です。

 男性の見かけについても全く同じ。顔や体型といったものが「消費財」である以上、満足度が低下して飽きてしまうことは、避けられないのです。

 では、「幸せな結婚」を継続するにはどうしたらいいのか? 当然、答えは以下の2つになります。

(1)飽きないもの、飽きさせないものを創出する
(2)飽きるまで消費しない

「飽きないもの」の創出

 結婚生活において「飽きないもの」は何か? 飽きる(慣れる)ものだったら、たくさんあるのにね。

 見かけとか、セックスとか、新居とか・・・。悪い意味で慣れないものもあります。夫や妻の変な癖とか、夫のお笑い芸人の一発芸に似たおやじギャグとか、長い通勤電車とか、上司の小言とか、おばさんのチープな香水とか・・・。

 良い意味で、飽きない・相手を飽きさせないものは非常に少ない・・・。でもないわけではないようです。5つほど考えられます。