こんばんは。
きょうはECB理事会の日。
トリシェ総裁からバトンタッチしたドラギ総裁の初の大仕事です。
まずは、政策金利を据え置くのか、引き下げるのか、重大な決断が迫られています。
市場の環境は複雑。
欧州債務問題はとうとうギリシャ国民投票という新たな(最終的な?)局面を迎えており、金融面からのサポート(日銀か?)が是非とも必要な状況です。
一方、で最新のユーロ圏消費者物価指数は概算速報値が3.0%と高水準。ECBが基準として考えている2%からは程遠いことは事実です。
トリシェ前総裁のようにインフレファイターぶりを発揮するのか注目されます。
ただ、後から・・・政策対応が遅きに失した、との評価ももらいたくないところですので、0.25%程度の利下げの可能性もあると思います。
ドラギ総裁は、STRONG VIGELANCE(強い警戒) といった決まり文句を作るのか、どうでしょう。
・・・さきほど、ギリシャ首相が国民投票を撤回する可能性も、と与党関係筋からの情報が流れていました。
ほんとにどうなっているのか・・・・
ユンケル・ユーログループ議長が発言したように、ギリシャ抜きでもなんとかやってゆけるように準備が必要ですね。