こんばんは。
米国のクリスマス商戦については、好調!との報道が多いですね。
年末商戦の皮切りである感謝祭明けのブラックフライデーが良かったことをはじめ、
クリスマス直前の12月23日の売上高も高い伸びだったそうです。
加えて、クリスマス明けの26日には大幅な値引き販売合戦が功を奏したようです。
調査会社ショッパーズトラックによると、26日の売り上げは今年3番目の高水準になる見通しとのこと
。
ロイター通信によると、オフィス・デポは26日の開店時刻を午前8時に早めて、「ウルトラ・アフター
・クリスマス・セール」と銘打ったセールを展開しました。
すごくベタですけどワクワクするネーミング・センスですね。
今日のロンドン市場は取引がまだ本格化せず、静かですが、このあとのNY市場では米コンファレンス
ボード消費者信頼感指数が発表されます。
まさしく、クリスマスセールのムードが充満しそうですが、どうでしょう。
今回12月分の市場予想は58.6と前回11月分の56.0から大きく上昇する見込みです。
一方、欧州でも最も状況の厳しいギリシャは・・・・・
小売連盟ESEEが発表したクリスマス休暇中の小売売上高は・・・前年比マイナス30%でした。
過去数十年で最悪の結果と報じられています。
賃金引下げ、年金引き下げ、インフレ、リセッションと有り難くない状況で生活水準が低下していま
す。
欧州諸国は来年第1四半期にマイナス成長に陥るといわれています。
中国など新興国の成長も鈍化。
市場の熱いまなざしは米国に向いているようです。