こんばんは。
今週はユーロドルがとうとう節目の1.30割れの場面に遭遇しました。
次の節目はユーロ円の100円割れとの声も広がっています。
単なる通過点、との考え方もできますが、それは人間が作り出す相場の世界のこと。
いろいろな憶測も産んでいるようです。
たとえば・・・日銀の介入の格好のタイミングではないか。とか・・・
さて、ユーロ売りを主導している材料としてフランス格下げ懸念があります。
今週半ばあたりから、かなり観測が広がっています。
市場ではクリスマス前にでも発表があるのでは、とピリピリしています。
しかし、これだけ観測が広がっているところを見ると、格下げ自体は市場にかなり織り込まれているようです。
フランス当局者も格下げがあっても大丈夫、といった発言がありましたね。
かなり、心積もりはできているのではないでしょうか。
問題は格下げが1ノッチではなく、2・3ノッチと大幅なものになる場合です。
ここまではまだウワサはひろがっておらず、市場は織り込み切れていないかもしれません。
あと・・・今後も状況次第では追加格下げの可能性、などの示唆にも注意が必要です。
ただ、来週はクリスマス週、早めの1ノッチ程度の格下げがあったほうが、ショートカバーを誘いやすいとみています。