こんばんは。
きょうのロンドン市場ではややドル売りが優勢です。
欧州株が反発、欧州債の利回り上昇も一服しています。
スペイン債入札で目標上限35億ユーロを上回る60.3億ユーロの大量発行となったことが安堵感を誘いました。
スイス中銀が追加措置を実施しなかったことで失望?のスイスフラン買いが広がったこともドル売り材料でしたね。
しかし、チャートで1時間足からより時間軸の長いものを眺めているとまだまだドル買いトレンドに転換シグナルには至っていない状況です。
先日の米FOMCでは、米景気認識がやや上方修正となっており、QE3への期待は遠のいていました。
きょうの欧州株上昇は、相場の息継ぎに過ぎない気がします。
このあとのNY市場では、大量の米経済指標が発表される予定です。
米指標の改善傾向が続くのかミモノですね。