奈良シカ虐待、県「あったか判断できず」、専門家「痩せているから、は拙速」

背景に「『神の使い』を生け捕りにしてきた歴史的経緯」(立澤・北大特任助教)
2023.11.7(火) 湯浅 大輝 follow フォロー help フォロー中
環境地域経済地域振興
シェア25
このエントリーをはてなブックマークに追加
この写真の記事へ戻る
シカの虐待疑惑に揺れる保護施設「鹿苑」。特別柵に収容されているシカ=10月2日、奈良市(写真:共同通信社)
奈良県の山下知事により「シカ虐待問題」に関する臨時記者会見(YouTubeの配信より)
立澤 史郎(たつざわ・しろう) 北海道大学文学研究院特任助教1959年大阪生まれ。高校教員を経て京都大学大学院理学研究科博士課程修了(理博)。専門は保全生態学・環境科学教育。奈良のシカ保護管理計画検討委員、IUCN-SSC(世界自然保護連盟-種の保存委員会)シカ類専門家グループ委員、ロシア北東連邦大学招聘教授。屋久島世界自然遺産科学委員などを歴任。子供の頃から奈良のシカに親しむ。1987年「なら・シルクロード博覧会」を機に「「奈良のシカ」市民調査会」を結成し市民によるシカ調査を継続(10年)。奈良にシカ博物館を作るのが夢。
「奈良の鹿愛護会」の施設でシカの調査をする市職員ら(10月3日)(写真:共同通信社)
天然記念物「奈良のシカ」の保護管理区分の地区区分(奈良県の公式ホームページより)拡大画像表示
天然記念物「奈良のシカ」の保護管理区分の地区区分(奈良県の公式ホームページより)拡大画像表示
奈良公園の鹿苑で行われた伝統行事「鹿の角切り」(写真:共同通信社)

地域の写真

碓氷峠で始まった“夜の廃線ウォーク”、プロジェクションマッピングも駆使し新たなナイトタイムエコノミー創出へ
G7サミット開催の「事実」アピールに執心の広島市、核抑止論に利用された痛恨の現実は直視せず
伝統の「酸っぱい梅干し」が消える!法改正で全国の自宅兼製造場が存続の危機、立ち上がった「梅ボーイズ」に聞く
ローカル線「赤字なら廃止」は“世界の非常識”…なぜオーストリアは「儲からない」鉄道を運行し続けられるのか?
「100年に一度の大規模再開発」は渋谷だけではない!駅リニューアル、タワマン建設など変貌遂げる「中野」の将来性
1兆円規模のふるさと納税、アマゾン参入でさらに過熱へ…地方創生10年、「成長市場」になったが地方衰退は止まらず

本日の新着

一覧
原油下落に拍車…OPECプラスが「増産」を決定したワケ、ガソリン価格抑えたい米バイデン政権に配慮?それとも…
藤 和彦
詐欺で逮捕の元宝塚トップスター、あの「紀州のドン・ファン」にもアプローチしていた
神宮寺 慎之介
生成AIに依存し過ぎると人間はバカになるのか?実験が明らかにした、生成AIを賢く使える人、使えない人
【生成AI事件簿】優れた道具を使いこなすには、使う側にもスキルやリテラシーが求められるという当たり前の事実
小林 啓倫
《北朝鮮の軍事力を徹底分析する》ミサイル開発に血道を上げるが、通常戦力は「骨董品のオンパレード」という事実
深川 孝行
フォロー機能について

フォロー機能とは、指定した著者の新着記事の通知を受け取れる機能です。
フォローした著者の新着記事があるとヘッダー(ページ上部)のフォロー記事アイコンに赤丸で通知されます。
フォローした著者の一覧はマイページで確認できます。
※フォロー機能は無料会員と有料会員の方のみ使用可能な機能です。


設定方法

記事ページのタイトル下にある「フォローする」アイコンをクリックするとその記事の著者をフォローできます。


確認方法

フォロー中の著者を確認したい場合、ヘッダーのマイページアイコンからマイページを開くことで確認できます。


解除方法

フォローを解除する際は、マイページのフォロー中の著者一覧から「フォロー中」アイコンをクリック、
または解除したい著者の記事を開き、タイトル下にある「フォロー中」アイコンをクリックすることで解除できます。