慣習、常識を超えた挑戦が「カラムーチョ」を生み出した “辛いポテトチップス”に湖池屋の社内でも反発の声 2022.10.6(木) 北村 純一郎 フォロー フォロー中 シェア10 Tweet この写真の記事へ戻る 写真左の「スティックカラムーチョ」は1984年に発売された当時のもの。写真右が現在の「スティックカラムーチョ」。改めてパッケージを見比べてみると、商品名の字体やデザインを含め、その印象は大きく異なり、発売から約40年の歴史と変遷が感じられる タコスやチリコンカンといった料理は、私たち日本人にもなじみがあるが、これらはテクス・メクス料理(テキサス風メキシコ料理)になる。そんなテクス・メクス料理をきっかけに「カラムーチョ」はつくられ、湖池屋は菓子業界の新たな扉を開くことになる 現在、湖池屋の代表取締役会長を務める小池孝氏。当時、取締役だった小池孝氏は辛いポテトチップスの開発を積極的に推進して「カラムーチョ」をつくり上げる。その後、爆発的にヒットした「カラムーチョ」は、ポテトチップスだけでなく、スナック菓子の業界においてエポックメイキングな存在として評されるようになる