「極超音速兵器」登場で状況は一変、不可欠になった敵地攻撃能力 元陸上幕僚長・岩田清文氏に聞く「日本の抑止力」(前編) 2021.12.2(木) 吉田 典史 フォロー フォロー中 安全保障 シェア37 Tweet この写真の記事へ戻る 中国人民解放軍が建国70周年軍事パレードで公開した中距離弾道ミサイル「東風17(DF-17)」(2019年10月1日、写真:新華社/アフロ) 岩田 清文(いわた・きよふみ)氏 元陸上幕僚長。1957年、徳島県生まれ。79年、陸上自衛隊に入隊(防大23期)。戦車部隊勤務を経て93年、米陸軍指揮幕僚大学へ留学。第7師団長、統合幕僚副長、北部方面総監などを経て、2013年、第34代陸上幕僚長に就任。幕僚長時代に中国の動向を見据えて陸上自衛隊創設以来の大改革を行い、沖縄や九州の戦力を強化し、南方重視の態勢を鮮明にした。2016年に退官。著書に『中国、日本侵攻のリアル』(飛鳥新社)、『自衛隊最高幹部が語る令和の国防』 (新潮新書)。 米太平洋海兵隊司令官と懇談する岩田陸上幕僚長(当時)