「眠れてないときほど腹が減る」の根拠はどこに?

睡眠不足と食欲の関係を探る(前篇)
2017.11.10(金) 漆原 次郎 follow フォロー help フォロー中
生物学健康学術
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睡眠不足と食欲や肥満リスクを巡る研究が行われている。
有竹清夏(ありたけ・さやか)氏。博士(保健学)。埼玉県立大学保健医療福祉学部健康開発学科検査技術科学専攻准教授。国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所で研究員・技師、また国立保健医療科学院/長寿科学振興財団でリサーチレジデントを務めたあと、日本学術振興会特別研究員となりハーバード大学医学大学院に留学。帰国後、早稲田大学スポーツ科学学術院助教、東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター特任助教を経て、2017年7月より現職に。専門分野は臨床生理学、睡眠学、時間生物学。
睡眠時間とエネルギー消費の関係を示すグラフ。測定開始3時間後の24:00から3:30にかけては7時間睡眠者は寝て、3.5時間睡眠者だけ起きている時間帯であり、3.5時間睡眠者のエネルギー消費のほうが多い(*が有意差のあった時間)。だが、測定対象の48時間全体では、両者にエネルギー消費の有意差は見られなかった。(Hibi, M. et al. (2017) Sci. Rep. 7, 39640をもとに作成)
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