スルメイカが歴史的不漁、海に何が起きているのか? 「異変」のイカ、過去と未来を見る(後篇) 2017.5.26(金) 漆原 次郎 フォロー フォロー中 シェア142 Tweet この写真の記事へ戻る 獲れたばかりで鮮度の高いスルメイカ。日本でスルメイカはイカ類では最も食べられている。(写真提供:桜井泰憲氏) 函館沖、津軽海峡におけるイカ漁の漁火。 函館市内の自由市場。6月からの漁期を前に「今期はどうなるか」と心配な表情を浮かべる店の人も。 桜井泰憲(さくらい やすのり)氏。函館国際水産・海洋都市推進機構 函館頭足類科学研究所所長。北海道大学名誉教授。水産学博士。1981年、北海道大学大学院水産学研究科 水産増殖学専攻修了。1986年、青森県浅虫水族館飼育主任時代、スルメイカの長期飼育で82日の国内最高記録を達成。1987年より北海道大学で助手、助教授、教授、特任教授を務める。2016年、函館頭足類科学研究所所長に就任。同年、北海道大学名誉教授。著書に『イカの不思議 季節の旅人・スルメイカ』(北海道新聞)など。