「国保逃れ」の背景に国民健康保険料の異常な高さ
先にお断りしておきますが、この記事は以下を大きく参考にしています。特に、「国民健康保険料が高すぎる!」は国民健康保険の問題点が具体例とともに非常によくまとめられており、大変参考になりました。この場を借りて御礼申し上げます。
【参考資料】
◎国民健康保険はなぜこんなに高いのか!勤め人の組合健保や協会けんぽの保険料とは大きく異なる国保のリアル
◎国民健康保険料が高すぎる!保険料を下げる10のこと(笹井恵里子 著)
まず、前提として公的健康保険には以下のものがあります。
(1) 一定規模の企業や同業種が組成して独自に運営する健康保険組合(組合健保)
(2) (1)の組合健保がない企業の被使用者が加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)
(3) 公務員が加入する共済組合
(4) 75歳以上が加入する後期高齢者医療制度
(5) 職業ごとに組織される国保組合
(6) 都道府県と市町村が運営する国民健康保険
(4)はちょっと特殊なので除外するとして、(6)がいわゆる「国保」なのですが、この保険料が強烈に高いのです。
私はこの連載のような副業もしつつ、基本的にはサラリーマンとして生活しているのですが、以前フリーランスになったら収入がどうなるかを試算したことがあり、国保の保険料があまりに高くそのせいで年収が下がるため、サラリーマンの身分を失ってはいけないという結論に達しました。
手元で試算してみたところ、仮に私が今の年収のまま国保になったら年間50万円も健康保険料が増えるようで、さすがにツラい金額です*2。
ではなぜ国保はこんなに高いのでしょうか?