自転車も立派な「車両」、自転車保険にも加入すべき
つい最近も、痛ましい事故が発生しました。2024年10月30日、山梨県甲府市で高校生の自転車と歩行者の男性(83)が衝突。2日後の11月1日、重体となっていた高齢男性が死亡したというのです。
(外部リンク)重体だった83歳の男性が死亡 高校生運転の自転車と衝突 現場は自転車が通行可能な歩道 (UTYテレビ山梨)
本件のように、自転車であっても死亡事故の当事者になることがあります。交通法規を守り、十分に気をつけることはもちろん、万が一のために、自転車に乗る際には必ず自転車保険(賠償責任保険)をかけておくことが大切です。
警察庁が公開している警鐘ポスターには、こんなメッセージが記されています。
『自転車の赤信号無視は悪質・危険な違反です。もし信号無視をしている方、今すぐやめてください! 軽い気持ちで違反をしても、事故の際の責任は重大です』
自転車はれっきとした「車両」です。反則金の導入はまだ少し先になりますが、事故の加害者にならないよう、信号や標識はもちろん、ルールをしっかり守るよう心がけてください。
また、万が一、事故を起こしてしまった場合は、必ず被害者を救護し警察に届けなければなりません。自転車であっても、ひき逃げ(救護義務違反)をすると重い罪に問われることを忘れないでください。