こんにちは、世界を旅する犬猫写真家、新美敬子です。今回はデンマークの首都コペンハーゲンに近い、ドラウエアを訪ねました。
前編はこちら。
猫の出入り口に表札があるデンマークの町ドラウエア
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/71441
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住宅街の路地の真ん中に、「とおせんぼ」をするように猫がいました。しっぽをふっています。なにげないふりをしていますが、耳の形を見れば、背後の様子に集中しているのが明らかです。
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通り過ぎてから振り返ると、とても寂しそうな表情をしていました。かまってもらえなかったので、がっかりしたのでしょうか。
家の人に話を聞きました。この猫の名前はチョビ。小学校に上がったばかりの息子が保育園のときにもらってきた猫で、息子がチョビと最初に呼んだから、チョビという名前にしたのだそうです。
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若い夫婦は、それぞれ学校と保育園へ子どもたちを送ってから、仕事に出かけます。チョビはひとりでの留守番が寂しいのでしょう。別の日も人待ち顔で、家の前の歩道にいました。