「はいはい。お友だちを紹介すればいいんですね」と、飲み込みの早い猫は、「ついて来なさい」とばかりに歩き出しました。

 すると、こちらの猫へとバトンが渡されました。この男前の猫も「ついて来な」と、案内してくれました。

 森の入り口にさしかかると、子猫が飛び出してきました。健康そうな子猫ちゃん。森の精のような気がしました。

 遊歩道へと戻ったあとも、次々と猫と出会えました。

 森林浴だけでなく“猫浴”もできるユールマラに、もう一度行きたいと思います。