(作家・ジャーナリスト:青沼 陽一郎)
秋篠宮家の長女の眞子さまと今月26日に結婚する小室圭さんが、秋篠宮ご夫妻に挨拶するため、秋篠宮ご一家のお住まいのある東京の赤坂御用地を訪れた。18日のことだった。眞子さまともおよそ3年ぶりに再会したという。
その小室さんの映像を見て、まず私見から言えば、がっかりした。
先月27日に米国ニューヨークから帰国した時には伸ばしてひとつに束ねていた長髪を、ばっさりと切っていたからだ。
秋篠宮ご夫妻に見せた姿は「よそ行き」
報道によると、前日に馴染みの美容師を自宅に呼んで、整髪したらしい。
しかし、なぜ、髪を短くする必要があったのか。秋篠宮ご夫妻に会われるにあたって、丁髷のように束ねた長髪は失礼にあたると思ったのか。帰国時のようなひと束ねの長髪になるには、かなりの時間がかかるはずだ。そうすると長髪が普段の小室さんの生活スタイルだったはずだ。ニューヨークでは周囲を気にせず、ロン毛で過ごしていたのだろう。それをあえて切る。そのほうが正しいと思ったのだろう。
つまり、秋篠宮ご夫妻に見せた姿は「よそ行き」だったということだ。普段と違うということだ。
そういうところを見てしまうと、小室さんには人前で見せる表の顔と、我々が知らないもうひとつ別の姿があるように思えてしまう。
だとしたら、これまでの彼の公式な発言の裏にはもっと違った実態があるのではないか、と勘繰りたくもなる。それも国民の多くが気を揉んでいる「金銭トラブル」という、お金をめぐるトラブルに関するものとなると、余計に疑ってかかりたくなる。そこまで言うと、人格攻撃、誹謗中傷の類と受け取られかねないが、職業柄からして、いいことばかりを見て語っていれば済むものでもない。