猪瀬氏も買ったテスラ。世界の自動車産業はEVにシフトしつつある(写真:AP/アフロ)

 菅首相は「2050年カーボンニュートラル」を宣言したが、気候変動対策でルール形成を目論む欧州連合(EU)はもとより、米国や中国ははるか昔に気候変動に適応した社会の構築に向けて走り出しており、日本の周回遅れ感は否めない。

 自動車産業にしても同様だ。フォルクスワーゲンをはじめ欧州の自動車メーカーは電動化に向けて一段とアクセルを踏み込み、世界最大のEV市場になった中国、テスラを抱える米国も電動化やゼロエミッション化に舵を切る。

 日本の自動車メーカーは今だにハイブリッド車をEVの主軸に据えているが、EUが2035年までにガソリン車など内燃機関車の新車販売を事実上禁じる方向で動き始めたように、ハイブリッド車は競争力を失っていくことが必死だ。

 なぜ日本の自動車メーカーはEVにシフトできないのか──。今回の「元気を出せニッポン!チャンネル」では、自らテスラを購入した猪瀬氏と、ジャーナリストの田原総一朗氏が縦横無尽に論じた。以下、動画をご覧ください。

田原総一朗氏と猪瀬直樹氏の最新動画はこちら!

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