菅義偉官房長官が9月14日、自民党の新総裁に選ばれると、韓国「共に民主党(与党)」のチェ・ジウン国際スポークスマンは、「未来志向的な日韓関係のために、歴史問題において謝罪を通じて歴史を正し、日本の一方的な輸出規制も解くべき」だと主張した。
韓国の文在寅政権はこれまで何度も「日本は韓国に対して謝罪をしていない」「真意のある謝罪をしていない」などと日本を非難してきた。
政府ばかりか民間でもそれが浸透してきており、今年リオープンしたある民間の植物園には、「永遠の贖罪」という造形物が設置された。
この造形物は、日本軍慰安婦(少女)像の前に土下座する男性の像が設置されている。
この男性像の顔が何とも安倍晋三前総理に似ていることが話題になり、日韓両国で報道された。
菅官房長官も報道を受けて「事実かどうか確認していないが、そのようなことは国際儀礼上許されない。事実であれば、日韓関係に決定的な影響を与えることになる」と強い語調で言った。
しかし、韓国民全体が日本の謝罪を認めなかったり、そういった土下座像に共感するわけではない。
「やりすぎだ」という非難があり、植物園側も特に安倍総理をモチーフにしたわけではないと尻込みした。
問題は日本嫌いの市民団体に動員される若者たちである。
2015年冬からソウルの少女像の横の路上にはビニールテントが張られ、そこには大学生含め若者たちが籠城している。