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都心には、理由がある。

 アメリカのカリフォルニア州、サンフランシスコ・ベイエリアのシリコンバレーは、GoogleやFacebookなど多くのIT企業が集う有名エリアです。エンジニアや起業家を志す人たちにとって、まさに夢がつまっている場所とも言えます。一方で所得格差が激しくなりすぎ、家賃の高騰などが問題となり、ホームレスも増加傾向と言われています。

 日本でも、同じように東京への人口集中が問題視されています。「東京都の人口(推計)」によると、2017年(平成29年)8月1日現在、1373万5582人です。2015年は約1350万人、2016年は約1362万人と年々10万人ずつ増えています。

 東京都23区と同程度の面積を持つシンガポールの人口は外務省によると2016年6月の段階で約561万人で、半分以下です。東京都の人口の集中具合がわかるでしょう。さらに、東京都を働く場所として考えた場合、埼玉県や千葉県、神奈川県などの広域圏も視野に入れて計算するとなると、人口の東京周辺に対する比重は尋常ではありません。

 この理由の一つは「人気エリアでも「駅までバス物件」に未来がない理由」でも書いた通り、日本人の都心志向が非常に強くなっているからです。夫婦でも、昔と比べて共働きが増え、利便性を重視する結果、都心へ住む人達が増えています。

 しかし、もう一つ、大きな理由があると言えます。それは、「都心」に行くことで年収が上がる傾向にあるからです。