オスプレイが被災地入り 熊本地震で物資輸送支援

熊本県南阿蘇村で、輸送支援を終え離陸する米海兵隊のMV-22オスプレイ。オスプレイには3Dプリンターで製造した部品が組み込まれるようになった(資料写真)。(c)AFP/KAZUHIRO NOGI〔AFPBB News

 9月29日、米海兵隊の隊員向け軍事誌「Marine Corps Times」は、ついに米海兵隊が間接照準の大砲の砲弾を3Dプリンターで丸ごと作ることに成功したと報じた。

 米軍は既に3Dプリンターを用いてF-35、F-18戦闘機の金属パーツ、B-52爆撃機の部品、MV-22オスプレイのエンジンナセルの金属部品、エクスカリバー砲弾やICBMの部品、ロケットエンジン本体などを作成し、実際に運用している。だが、砲弾丸ごとを作成したのは今回が初めてである。

 これにはどのような意味があるのだろうか。まず、「3Dプリンターで生産された弾薬の試験を実施する海兵隊」と題された「Marine Corps Times」の記事の概要を紹介しよう。

製造中止部品も重要部品も安価に作成

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 先週、米海兵隊・次世代兵站室は、海軍水上戦センターとの協力の下、3Dプリンターにより間接照準で発射する砲弾を作成し、発射・爆発させた。