ちょうど1年前の本コラムで、原田知世の洋楽ラブソングカバー集「恋愛小説」と、そのプロデューサーである伊藤ゴローが関連する極上のブラジル~ボサノヴァ作品を紹介しました(「原田知世が思い出させてくれる恋する気持ち 大人の邦楽アーティストによる大人のための極上盤3選」(http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/44342)。
「恋愛小説」は恋の素敵な気分を思い出させてくれる素晴らしい内容でしたが、ファンからのリクエストに応える形で制作され今春にリリースされた原田知世の続編の邦楽ラブソングカバー集「恋愛小説2~若葉のころ」が、またしても素晴らしい内容だったので、今回はその作品を中心に、この夏聴きたい「大人の邦楽アーティストによる大人のための極上盤3選」第2弾をご紹介したいと思います。
選曲だけで「間違いない名盤」
まずは、「恋愛小説2」でピックアップされている邦楽ラブソングのオリジナル歌手名と発表年を記しておきましょう。
1. September(竹内まりや、1979年)
2. やさしさに包まれたなら(荒井由実、74年)
3. 秘密の花園(松田聖子:83年)
4. 木綿のハンカチーフ(太田裕美、75年)
5. キャンディ(原田真二、77年)
6. 年下の男の子(キャンディーズ、75年)
7. 異邦人(久保田早紀、79年)
8. 夏に恋する女たち(大貫妙子、83年)
9. 夢先案内人(山口百恵、77年)
10. SWEET MEMORIES(松田聖子、83年)