景気減速、海外での現金引き出し制限などで、爆買い中国人の減少が懸念された今年の中秋節、国慶節ですが、蓋を開けてみればいつも同様に日本中が中国人観光客で溢れかえったようです。
中国のメディアでも、こちらの記事(「国慶節連休・海外旅行先の候補トップは日本、香港マカオの人気はダウン」)にあるように訪日中国人の爆買いの模様を大々的に報じています。
景気が減速しても、現金の引き出しが制限されても、日中関係が不安定でも勢いが衰えない中国人旅行者による爆買い。間もなくすれば多くのメディアで国慶節に訪日中国人が何を購入したか分析した記事が報じられるのではないかと思います。
少なくとも、これまで紹介してきた化粧品、医薬品、お菓子、もはや定番品である炊飯器、セラミック包丁などは確実に買われているところです。
そして、今回取り上げたいのは、こうした定番カテゴリーに加えて、最近人気が高まっている「文房具」です。中国の若者を魅了する日本の文房具について、その理由や情報発信の方法などについて紹介していきます。