個人的な話から入ってしまって恐縮なのですが、10代の多感な頃、洋楽ではローリング・ストーンズ、邦楽ではRCサクセションといったリズム&ブルースをベースとするロックンロール・バンドが大好きで、そんなバンドがリスペクトしていた1950~60年代のロックンロール、ブルース、リズム&ブルース、ソウルといったアメリカン・ルーツ・ミュージックも遡って夢中になって愛聴していました。
やっぱり多感な頃、音楽に深くのめり込んでいった時代に聴き込んだ音楽は、年を重ねていっても特別なものだよな~と感じるもので、そういった音楽のテイストを持ったアーティストが新たにシーンに登場してくると、パブロフの犬のように頭よりも先に身体(耳)が条件反射してしまうものです。
最近、アメリカではヴィンテージなロック~ソウルのテイストを持った若きバンドが登場してきて、大きな注目を浴び、人気を博しています。今回はそんなバンドを3組ご紹介したいと思います。あ、サウンドだけでなく、凄いカッコいい、圧倒的な歌唱力を持ったソウルフルなヴォーカリストを擁する、という共通点でもピックアップしています。