本記事はLongine(ロンジン)発行の2015年1月20日付企業IRレポートを転載したものです。
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株式会社ミスミグループ本社(証券コード9962。以下、ミスミ) 男澤一郎 常務取締役CFOに好業績の背景にある事業モデルの革新性と今後の方向性についてお話を伺いました。
Longine IRから投資家に伝えたい3つのポイント
●ミスミは、2015年3月期会社予想が達成されると、2002年3月期比で売上高は3.9倍、営業利益は4.7倍に拡大見込みで、4期連続で売上高及び営業利益について過去最高額を更新する見通し。
●当社の強みの源泉は、約40年前にスタートした「従来特注品であった金型部品を標準化しカタログに掲載することで、一個から注文を受け短納期で販売する」という事業モデルの磨き込み。
●海外においても需要を取り込み、海外売上高は2015年3月期会社予想が達成されると2002年3月期比で約20倍に拡大見込み。
2002年3月期比で売上高及び営業利益はそれぞれ3倍、4倍以上に拡大し、2015年3月期は過去最高益を見込む
Longine IR:2015年3月期の会社予想が達成されると、4期連続で売上高及び営業利益の過去最高額が更新されそうですね。業績好調の背景を教えてください。
ミスミグループ本社 男澤一郎 常務取締役CFO(以下、男澤):国内は、消費税率の引き上げに伴う駆け込み需要の影響もあまりなく、堅調な設備投資に支えられて好調に推移しました。海外は、当社の事業モデルの浸透による増収の確保により業績の拡大が続いています。当社の事業のモデルに成長と利益の源泉があると考えています。