週刊NY生活 2013年4月6日437号

 ニューヨーク州ウエストチェスター郡のイーストチェスター警察が3月6日、自宅でけんかしていた10歳と4歳の娘2人を置き去りにしたとして日本人の母親(43)を児童福祉法違反の疑いで逮捕していたことが4月1日までに分かった。

 地元メディア「ブロンクスビル・イーストチェスター・パッチ」によると、同郡レイクビュー在住の母親は3月6日午後3時30分頃、娘同士のけんかに耐えかねて自宅を離れた。そして15分後に一度娘たちへ「Goodbye and good luck with your sister(さようなら、自分たちでがんばって)」とテキストメールを送信したという。

 不安を感じた娘2人は午後5時頃に近隣の家を訪れ、居住する女性が娘の母親へ電話をかけたが応答はなく、その後警察に連絡を入れた。娘の父親は午後6時40分頃に帰宅し、警察は母親が帰ってきたところを逮捕した。

 母親はイーストチェスタータウン裁判所に罪状認否で拘留された後、保釈金なしで釈放された。NY総領事館には邦人援護願いなどは出ていない。

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