女性がつい心を開く「ロールキャベツ系」ワイン

男と女のワイン学(レッスン7)

2012.03.06(Tue) 平野 美穂
筆者プロフィール&コラム概要

 ロールキャベツは中身が挽き肉で、歯応えがソフトです。その点も、今時好まれる男性像をうまく表しています。まさに時代に合わせて「進化した」肉食系男子なのです。

アピールが強すぎる男性は敬遠されます

 ロールキャベツ系男子を求める女性たちにウケるワインを検証してみましょう。

 肉食系ワインの代名詞と言えるカリフォルニアワインは、アルコールも味わいもパンチが利いていて、パワフルな印象を与えます。男性にリードしてほしい女性や、背伸びをしたい若い女性には、強い印象を与えることができます。

 ところが、仕事を持って男性を相手に奮闘している女性たちに喜ばれるとは限りません。

 彼女たちはプライベートでは、自分のペースを尊重してくれ、言うことに耳を傾けてくれる男性に心を開くからです。

 では、アピールが強すぎる肉食系ワインではなく、ふと女性が気を許してしまう「ロールキャベツ系ワイン」はあるのでしょうか。

 ここで紹介したいのは、「ドイツのラインガウ地方のカヴィネット(白ワイン)」です。

 品種はリースリングがベストでしょう。このワインは、ほんのり甘く、白い花のような香りがあるのが特徴です。リースリングの灯油のような香りが苦手という女性が時々いるので、そのときは違うブドウを選びましょう。

女性は甘さと香りに惹かれるのです

 ドイツのラインガウ地方のカヴィネットが女性にウケる4つの理由があります。

(1)アルコール度数が低い

 ドイツは高緯度に位置するため日照量が少なく、アルコール度数の低いワインができます。そのため、時には加糖してアルコール度数を高めるほどです。これが女性に人気の秘密です。

 「アルコールに強くないから」とワインを遠ざける女性は意外といますが、アルコール度数が14%以上ある肉食系ワインと比較して、ドイツの高品質白ワインは7%程度と半分です。口当たりが滑らかなので飲みやすく、安心してすいすいと進むワインなのです。

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