呉服店、薫香店、一見では入りづらい高級な古美術店が並ぶ
店舗デザインは柳原照弘。ノーブルな白を基調に、坪庭には槇の木
一番の売れ筋は、京都の創作京履物「伊と忠」とのコラボレーションで誕生したZOORI。鼻緒と台座にはジョンロブのグレインレザーを使用。職人が織り上げた畳表が美しい
2階はオーダーサロン。ジョンロブには100型以上のアーカイブモデルからパターンオーダーができる「バイリクエスト」システムがあるが、ここでは実際にオーダーできるパーツを見られる
お茶屋さんへの仕出しで知られる「菱岩」は新たにイートインスペースを開いた
通りにはゴミひとつ落ちていない。「町式目」には、地蔵盆、かど掃きなど、町内のルールが示される。街の情緒は住民の緊張感で保たれている
店舗設計はAS(青木淳と品川雅俊によるユニット) ©︎ GOTTINGHAM IMAGE COURTESY OF JAPAN BLUE, AS AND STUDIO XXINGHAM
シルクやカシミヤを織り込んだジーンズや手機で織るデニム生地など、ユニークな高級デニムの展開も
セルヴィッチデニムの証、ピンクのステッチ。穿き込むほどに味わいが出る
古い建材を生かして補修部分を重ねる。空中に並ぶ照明は、背の高い織機、高機をイメージしている
石塀小路は、産寧坂伝統的建造物群保存地区 重要伝統的建造物群保存地区に指定される。小路に敷き詰められた石畳の一部は、京都市電の敷石が移設されたもの
店内、庭とも、もともとあった状態を生かして開店した(著者撮影)
ハリオのガラスのアクセサリー、コーヒー器具の販売コーナー(著者撮影)