パッケージの幌馬車が語る「湖池屋のフロンティア精神」

言うは易く行うは難し。ポテトチップス量産化までの道のり
2022.8.8(月) 北村 純一郎 follow フォロー help フォロー中
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「ポテトチップス のり塩」のパッケージには初期から西部開拓時代をイメージした幌馬車が描かれている。湖池屋の創業者、故・小池和夫氏に西部開拓時代の開拓者精神、情熱があったからこそ、日本初のポテトチップス量産化、菓子業界初の契約栽培(じゃがいも)などが実現できたと言えるだろう。そして、この開拓者精神は湖池屋の企業スピリッツとして、今でも引き継がれている
ポテトチップスが量産化される以前、大釜を使い、職人が攪拌しながらポテトチップスを揚げていた頃の湖池屋の製造現場。当時は手揚げの力仕事で、職人の技や勘といったものも必要とされた
湖池屋は東京都文京区(目白台)にあった社屋を、1964年に東京都板橋区(成増)へ移転させる。写真は移転後の成増本社工場(左)と、オリジナルのオートフライヤーが完成した後の工場内の風景(右)
「ポテトチップス のり塩」は発売当初、大釜で揚げたポテトチップスを一斗缶に詰め、商品名を印字した油紙をラベルとして貼り、町の菓子店などに出荷していた。また、量産化される以前は、写真のように販売方法も量り売りだった

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