写真1:二条城(京都府)の本丸櫓門。門の上が櫓になっている。撮影/西股 総生
写真2:二条城の東大手門は渡櫓門。石垣の上に櫓を渡して、その下が門となっている。撮影/西股 総生
写真3:二条城の東大手門をくぐるとき見上げてみたら、床板をはずして攻撃できるようになっていた。こういう仕掛けを石落(いしおとし)という。危ない、危ない。撮影/西股 総生
写真4:江戸城(東京都)の田安門は高麗門。今は武道館の入り口になっているが、れっきとした江戸城の城門である。みんな、もっと注目してくれよな! 撮影/西股 総生
写真5:内側から見た田安門。控え柱の上にも小さな屋根がかかっている。よく見ると控え柱がハの字に開いている。この方が、踏ん張りがききそうだ。撮影/西股 総生
写真6:大坂城大手門の門扉は全面鉄板張り。さしずめ装甲高麗門といったところか(笑)。雨の日に行ってみたけれど、門扉は濡れてなかったよ。撮影/西股 総生
写真7:静岡県の諏訪原城に復元された城門。戦国時代までは、こうしたタイプの門が一般的だった。木製の軸と軸受けの構造がわかるかな?(丸印が軸受け) 撮影/西股 総生
おまけ:二条城にて。これは埋門(うずみもん)というレアなタイプ。塀や石垣の中に埋め込み式に門を作り込んでいる。埋門は秘密の出入り口っぽいので、見つけるとちょっとうれしい。撮影/西股 総生