「戦死」語る言葉なき日本で「特攻」が刺さる理由 ビジネス書や自己啓発本は、なぜいま「特攻」を取り上げるのか 2019.8.6(火) 坂元 希美 フォロー フォロー中 時事・社会 安全保障 歴史 教育 シェア99 Tweet この写真の記事へ戻る 特攻機としても使われた一式戦闘機「隼」 井上義和・帝京大学准教授(撮影:URARA) 井上義和:1973年長野県松本市生まれ。ロボット工学の研究者を目指し京都大学工学部に進学するも、吉田寮で寝起きするうち人文社会系の学問に目覚め、「遅れてきた」思想青年として教育学部に転学部。博士後期課程を1年で退学し京都大学助手。その後関西国際大学を経て、帝京大学准教授。著書に『日本主義と東京大学』(柏書房)、『知識人とファシズム―近衛新体制と昭和研究会』(共訳・柏書房)、共著に佐藤卓己・河崎吉紀編『近代日本のメディア議員―〈政治のメディア化〉の歴史社会学(創元社)などがある。(撮影:URARA) 『未来の戦死に向き合うためのノート』(井上義和著、創元社) 井上氏は大量の「特攻」関連本と自己啓発系書籍を読み込んだという。写真はその一部(撮影:URARA) 「正しい言葉」「強い言葉」と「枠」の位置づけ