ソフトな安全保障ネットワークが対中抑止力を高める

若宮議員（右）と佐藤教授（左）
若宮健嗣（わかみや・けんじ）氏
衆議院議員。1961年生まれ。慶應義塾大学商学部卒業。セゾングループ代表、故堤清二氏の秘書を経て2005年9月に衆議院議員初当選。2017年10月の第48回衆議院議員総選挙で4選。自由民主党国防部会長。防衛副大臣兼内閣府副大臣（第3次安倍第1次改造内閣・第3次安倍第2次改造内閣）、防衛大臣政務官（第2次安倍内閣）等を歴任。
佐藤丙午（さとう・へいご）氏
拓殖大学国際学部教授・拓殖大学海外事情研究所副所長。1966年、岡山県生まれ。博士（法学／一橋大学）。防衛庁防衛研究所主任研究官、拓殖大学海外事情研究所教授を経て現職。この間、経済産業省産業構造審議会貿易経済協力分科会安全保障貿易管理小委員会委員、外務省参与等も務める。国際安全保障学会理事、日本安全保障貿易学会会長。主な著書に『日米同盟とは何か』（共著、中央公論新社、2011年）、『21世紀の国際関係入門』（ミネルヴァ書房、2012年）など