風情ある路地を進んでいくと、また猫と会いました。こちらが足を止めると、猫も立ち止まりました。

 散歩している猫たちは足取りも軽く、みんなご機嫌そうです。

 その次に出会った猫は、急に体を大きく膨らませ、威嚇の姿勢をとりました。わたしへの威嚇ではなく、わたしの後に隠れるようについてきた猫に気づいたためです。