「全身まっ黒」「全身まっ白」もいいのですが、白黒混ざった白黒猫のユニークな模様にも注目してください。
バルト三国の一つ、ラトビアの首都リガ近郊にある「ユールマラ」は、もともとは森だったところで、豊かな緑に囲まれています。ここで暮らす猫たちは、自然に囲まれて幸せそうです。この男前の猫は「ついて来な」と、付近を案内してくれました。
この白黒猫は、東欧ブルガリアのカザンラクにある公園の外側をゆっくりと歩いていました。カメラを向けたら、それを意識したのか、歩幅がやや大きくなりました。
セルビアの首都ベオグラード、市場の前にある公園に猫たちがつどっていました。「なんだ、ごはんをくれるんじゃないのか」。あてが外れた様子で、白黒猫はわたしから離れていきました。強い影が猫の存在感を際立たせています。
ラオスの古都ルアンパバーンでは、巡ったほとんどの寺院に猫の姿がありました。猫は、ネズミよけに欠かせないから寺院にいるのだろうと思っていたら、ある寺院では、お坊さんがネズミにもごはんを与えていました。もし猫がネズミを捕ったら、殺生はよくないと叱られるかもしれません。