ベトナムの首都ハノイの旧市街では、人々の日々の暮らしのさまざまなにおいが感じられます。商店街で見かけた招き猫たちを一気に4匹紹介します。
陶器屋さんの猫。ほんの先ほどまで日が当たっていたところが急に陰って、「あれえ、おかしいな」と思ったのでしょうか。とたんに、大きなあくびが出てしまいました。
野菜の泥を落とし、根っこを切ったり、皮をむいたりと大忙しの八百屋さん。猫はその作業の前に、女主人が座る椅子を温めるというお手伝いをしていました。
食料品店の店先でお手伝いをしていた猫です。「インスタント麺の警備は任せてね」と、胸を張っているように見えました。
飲み物の問屋さんです。ビールや清涼飲料水を積んだバイクが休む間もなく配達に出かけていました。「猫は危ないから、棚の上にいなさい」と言われながらも主人のバイクを見送る律儀な猫でした。