より高額当せんを狙うために、2つのくじをどう買い分けるか
以上をまとめると、今年の年末ジャンボ宝くじには、「一攫千金の狙いを中心に据えながら、あわせて当せん金100万円以上の高額当せんも狙いたい」という年末ジャンボと、「1等前後賞合わせて5000万円の高額当せんにチャレンジしたい」という年末ジャンボミニの、2種類の宝くじが用意されていることになる。
高額当せんというものを、(1)1等前後賞合わせて10億円の超高額当せん(2)1等前後賞合わせて5000万円の大変高額な当せん(3)1000万円や100万円の高額当せん──の3つに分けて考えてみる。そうすると、年末ジャンボは(1)と(3)、年末ジャンボミニは(2)を狙うくじと位置づけることができる。大事な点は、どちらの宝くじも当せん金1万円以上の賞も十分に狙えることだ。
この2種類の宝くじの特徴を踏まえたうえで、いろいろな買い方が考えられる。
「年末ジャンボを連番で3枚だけ買って10億円のてっぺんを目指す」という究極の頂点狙いの買い方は、シンプルかつ、とても潔い買い方といえるだろう。
「当せん本数の増えた1等を狙って、年末ジャンボミニを○○枚買おう」という買い方は、今年のジャンボミニの変更内容を熟知したクレバーな買い方といえるかもしれない。
「今年は、年末ジャンボを○○枚、年末ジャンボミニを○○枚買い揃えて、いろいろな高額当せんを狙ってみよう」という買い方は、宝くじを存分に楽しむことを意識した買い方といえるだろう。
くじの買い方は人それぞれだ。これが正解といえるものはない。ただ、このようにいろいろ考えつつくじを買うところから、すでに宝くじの楽しさは始まっているといえる。
今年の宝くじの発売期間は12月22日までで、時間はまだたっぷりある。くじを買ったあとは、大みそかの抽せん日まで、「もし10億円が当たったら……」、「○○万円の当せん金を手に入れたら……」などと夢想して、ドキドキ感やワクワク感を存分に味わう。そうすることで、慌ただしい年の瀬を楽しく過ごすことができれば、すでに宝くじの効用を十分に得たことになるだろう。
【参考】
「宝くじ公式サイト」(全国都道府県及び全指定都市)