朝からの散策で少し疲れたので、路地のベンチに腰掛けて一休みしました。目をつむり、出会った猫のことを思い出していると、何やら気配が…。すかさず1枚撮りました。
よく見ると、行き倒れていないか確認しているような眼差しです。旅人をもてなすチェンマイの風習が猫にまで行き渡っているのかと、感心した瞬間でした。
以前の記事では、チェンマイにいろいろな「サビ猫」が多くいることをお伝えしました。
三毛?サビ?フシギ模様のチェンマイの猫たち
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/56946
この猫も個性的なサビ猫です。チェンマイでは、たくさんの魅力的な毛並みの猫と出会いました。
低い位置からの太陽の光が、猫の毛並みを美しく照らしていました。片目だけ木の葉でさえぎって、三毛猫はこれでも隠れているつもりです。
チェンマイでは5月〜10月が雨季で、それ以外の時期はほとんど雨が降りません。12月と1月は、気温が低めで比較的過ごしやすいです。1月下旬のこの日は、降水量ゼロの日がはじまって40日目でした。日中の気温は30℃になりますが、早朝は清々しい空気に包まれていました。