次期副大統領がほぼ決定的となったカマラ・ハリス上院議員(11月7日デラウエア州で、写真:AP/アフロ)

 本稿を記している時点で、まだ2020年米国大統領選挙の最終的なシロクロはついていません。しかし間違いなく言えることがいくつかあります。

1 ジョー・バイデン氏が米国大統領第46代大統領に就任すること。

2 民主党は8年間の政権継続を見越していること。

 そして、

3 次回2024年、82歳のジョー・バイデンは再出馬しない可能性が高いこと。

 などは、鉄板で予言することができるでしょう。これはつまり

4 2024年の大統領選挙は、カマラ・ハリス副大統領が政策の継続を前提に出馬し、アメリカ合衆国史上初の 「女性大統領」 かつ「有色人種の女性」として、米国の歴史を大きく塗り替える動きに、すべての流れが転じ始めていること。

 このポイントに絞って、本稿をお送りしたいと思います。

大差をつけられたドナルド・レームダック

 本稿を執筆の時点で、米国大統領選挙の結果は

 バイデン氏290に対しトランプ氏213

 という結果になっています。トランプ陣営は、みっともない根拠不在の訴訟やら、史上最多得票だのなんだのという、広告代理店的なプロパガンダをまきちらしていますが、2010年型のポストトゥルース時代は、コロナウイルス感染症「COVID-19」とともに終わりを告げています。

 医科学を軽視し、情実で最高裁人事を断行して新型コロナに罹患した時点で、トランプ氏はすでに米国の舵取りを任せられる本質的な資格を失っていたと考えていいように個人的には思います。

 実際には、バイデン氏(311)VSトランプ氏(229)、あるいは、バイデン氏(326)VSトランプ氏(214)と、100票以上の大差となって、トランプ氏が大敗することが目に見えています。

 ここまで大差がついてしまうと「あいつらは票をどーした、こーした」といったトランプ広告代理店の好きな陰謀説を語っても、世論はシラケてしまうだけです。

 ドナルドとしては早々に敗北宣言し、戦後処理というか、身持ちを大切に考えた方が、余命長く暮らせるように思います。