企業の収益性にも着目する「SMT MIRAIndex」シリーズ

ファンド名 純資産
(百万円)
設定来
騰落率
設定日
SMT MIRAIndex ロボ 501 34.05% 2018年10月19日
SMT MIRAIndex バイオ・メディカル 262 8.25% 2019年3月26日
SMT MIRAIndex eビジネス 231 4.52% 2019年7月30日
SMT MIRAIndex エコ 229 4.03% 2019年10月29日
SMT MIRAIndex 宇宙 195 -17.37% 2019年12月20日

データは2020年5月29日時点。運用報告書をもとに編集部作成

 5本のテーマ型インデックスファンドをラインアップする三井住友トラスト・アセットマネジメントの「SMT MIRAIndex(ミラインデックス)」シリーズは、単に投資テーマを絞るだけでなく、企業の収益性にも着目して銘柄選定を行う点が特徴です。

 例えばロボットの分野に投資する投資信託「SMT MIRAIndex ロボ」が採用する指数「FactSet Global Robotics & Automation Index」では、下記の3ステップで投資先の企業を選定します。

  1. 世界株式の中から、ロボット関連企業を抽出
  2. ロボット関連企業の中から、売上高の半分以上がロボット関連の企業を抽出
  3. 2で抽出した企業のうち、収益性の高い上位50銘柄に投資

 ステップ3で企業の収益性に注目して銘柄を厳選することで、より高いパフォーマンスを追求する狙いでしょう。

 こうした個別企業の収益性や売上高などを勘案した上で算出する指数は「スマートベータ」と呼ばれ、インデックスとアクティブの中間の性格をもつと言われています。ルールに基づいて運用する、という意味ではインデックス運用ですが、より優れた企業を選定する点においてはアクティブ運用の要素を持っているためです。

 低コストで特定の分野に集中投資するだけでなく、より高い収益性が期待できる企業に厳選投資したい投資家にとって、「SMT MIRAIndex」シリーズは投資の選択肢の一つになるでしょう。