POINT② 米国の運用会社、アーク社が助言を行っている
このファンドでは、個別銘柄の選定において、ニューヨークを本拠地とするアーク社の調査力を活用しています。同社は世の中に大きな変革をもたらす「破壊的イノベーション(技術革新)」への投資に特化した、めずらしい運用会社です。
同社では、アナリストの多くはテクノロジー企業出身。またミレニアル世代の優秀な若手アナリストが活躍するなど、常識にとらわれない型破りなスタイルで、独自の金融リサーチを実施し、米国でも高く評価されているそうです。
日興アセットマネジメントは、2017年8月に、アーク社に一部出資を決定しており、同社の戦略的パートナーとして連携しました。
こうした本気度から考えても、かなり気合の入ったファンドだと思います。
プロフェッショナルなリサーチ力を活用
投資家が個人で、アーク社のようなリサーチ能力を持った運用会社を使って「ゲノム解析や編集で成長しそうな企業」を見つけて、分散投資するなんてとうてい無理な話です。
それをプロ中のプロにお任せできるのは、投資信託という商品だからこそ。これは投資家にとってとても贅沢なつくりのファンドだと言えるでしょう。
基準価額の話に戻りますが、このファンドが設定されたのは2019年1月16日。基準価額は10,000円。それから約1年と5カ月が経過し、コロナショックから早々に立ち直り、足元の基準価額は14,010円(2020年6月3日現在)。
設定来の騰落率は、40.10%になります。
ゲノム解析への期待感の強さを見せつけられた感じがします。
出所:日興アセットマネジメント 2020年4月10日付の販売用資料