あらかじめ予算を組んでおけば罪悪感なく買い物できる

 ──家計を見直してみて、「これはムダだった!」と思ったものはありましたか?

 ののこさん 暇だからといって100均へ行き、ちょこちょこ買い物していたこととか……。チリツモで、かなりの金額を使っていました。買うだけ買って結局使わないこともあり、もったいなかったなぁと思います。あとは、洋服やネイルサロン代ですね。

 ──服やネイル代って、楽しいからこそつい使いすぎてしまうんですよね……。私にも思い当たるふしがあります。どうすれば、ストレスなく支出をコントロールできるんでしょうか。

 ののこさん 特別費としてあらかじめ予算を組んでおけば、その中で罪悪感なくお買い物できますよ!

 わが家では6月・12月に入るボーナスを、あらかじめ月ごとの特別費に振り分けています。例えば家賃の更新料や車検にかかるお金など、毎月かかるわけではない出費は特別費から拠出します。というのも、そういったイレギュラーな出費を月々の予算内から支払うと、せっかく立てた計画が崩れてしまうからです。

家計簿家計簿は月に1回、まとめてつけるのがののこさん流。「どのくらいの支出があったか、ざっくりわかればOKです」

 ののこさん 私は元美容師だったこともあり、洋服はかなり持っていて。でもよく考えてみたら、同じお客さんが毎日来るわけではありません。日々同じような服を着ていても問題ないという事に、辞めてから気付きました(笑)。

 4月からは、また美容師の仕事に復帰する予定です。復帰後の仕事服は3パターンくらいコーディネートを作って、制服化するつもりです。

 ──仕事服の制服化っていいですね! 朝、服を選ぶのにかかる時間も節約できそうです。

 ののこさん たまに「この服、すごくほしい!」という衝動に駆られることもあります。そういう時は1週間ほど考える時間をおいて、それでもほしかったら買いに行くようにしています。

 買いに行ってみて売り切れていたら、ご縁がなかったのだと諦められますしね。